新たな市場を開拓するチャレンジ精神
創業80年を迎えた当社は、これまでに多くのお客様に特殊精密切削工具をご提供しており、
日本のものづくり現場を支えてきました。長年培った豊富な経験と技術ノウハウで、
あなただけの特殊工具の開発をいたします。
最小30°で入射可能な骨手術用器械「オメガドリル」
特殊精密切削工具.comでは、特に医療業界に向けて独自の工具開発を行っております。こちらは、骨手術用器械「オメガドリル」です。実際に手術を行う先生方のニーズに基づいて、形状開発を行いました。工業系の切削工具では低角度で入射してドリル加工をすることはありませんが、形状が曲面で複雑な骨に穴を開けなければいけない手術現場では、様々な角度で穿孔する必要があります。
そこで東鋼では、曲面の骨にも安定して食いつくスパイク形状のドリルを開発しました。切りくずの排出性や排熱にも考慮したこのオメガドリルは、多くの医師の方々から好評をいただいている骨穿孔用術具です。オメガドリルは日本のみならず、アメリカ、欧州、アジアでも特許を取得しています。
(医療機器製造販売届出番号 07B2X10009000155)
(特許第6375469号)
乳癌腫瘍切除器械「リセクションガイド」
こちらは、乳癌の腫瘍切除器械「リセクションガイド」です。こちらも実際に乳癌手術を行う先生と共同開発で製造いたしました。手術中のお困りごと、どのような機構がよいかも徹底的に話し合い、機構設計から製造まで当社が行い、実際に販売まで行っております。非常に複雑な設計となり、形にするのも困難でしたが、多くの先生方から好評をいただくことができました。
現在は、保持力が抜群な乳癌腫瘍把持鉗子「パールリング」の設計製造も行っております。医療用術具の開発のことなら、特殊精密切削工具.comにお任せください。
(医療機器製造販売届出番号 07B3X10004000026)
(医療機器製造販売届出番号 07B3X10004000152)
(意匠登録第 1644989 号)
大学・研究機関との医療術具・器具の共同開発
特殊精密切削工具.comでは、オメガドリルをはじめとした医療用術具・器械を、日本全国の大学・研究機関と協力しながら共同開発をしています。当社はお客様とのつながりを大切にしており、またお困りごとを解決したいという想いから、切削工具に関するご相談であれば業界や内容に問わず対応しております。現在では、医療用の義肢の部品開発を複数社で取り組んでおります。
当社は、メディカルタウンと言われる東京都本郷に本社を構え、また東大赤門前という立地を活かして東京大学との共同研究も行っております。また医療に力を入れる福島県に工場を構えるなど、当社では医療機器製造に適した場所・ネットワークに拠点を構えています。直近では、医療用手術器具向け識別用カラーマーキング塗装設備を導入するなど、医療用術具の開発・製造体制も拡大しています。