工具設計(材質・形状)から加工条件とコーティングまで、最適なキー溝加工工具をご提案いたします!

特殊キー溝加工工具 開発サービス

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こんなお困りごとはありませんか?

キーシーターカッターの側面に溶着します...

ステンレスやアルミといった延性に富んだ材料で起きやすいです。切りくずが排出されるようにニゲを強くすることや、カッターの側面が当たらないようにマージンを小さくすることで溶着を防ぐことが出来ます。

キーシーターカッターの刃先が欠損・破損します...

ワークが高硬度材の時に起きやすいです。工具形状や工具材質の見直しを行い、ワークに合った加工条件にする必要があります。また、高硬度材用コーティングを付加することも方法の一つです。

キーシーターカッターの寿命を伸ばしたいのですが...

キーシーターカッターは総型バイト同様に再研磨をして繰り返し使用することが出来ます。刃の切れ味が落ちた状態で使用を続けると、刃の摩耗は二次曲線的に加速するため、小まめに再研磨をすることが重要です。また、コーティングを付加することで更に寿命を延ばすことが出来ます。

キーシーターカッターの摩耗を抑えたい!

ワークに合った加工条件(切込、送り速度)になっているかを確認してください。キー溝加工は時により重切削となることがあり、機械へ負担も掛かります。機械が適切にストロークしなければ、その影響がカッターに現れます。また、耐摩耗用のコーティングを付加することで寿命が長くなります。

キーシーターとブローチの違いは何ですか?

キーシーターカッターは、基本的には1~2枚の刃で要求されたキー溝幅と同じ寸法の刃を有する工具で、刃の上下運動を繰り返し、複数回の切込で要求されたキー溝深さを加工します。対してブローチ刃は、幅や高さが段階的に大きくなっていく複数の刃を持ち、最後の刃が要求されたキー溝形状になるように設定されています。

そのようなお困りごとは、特殊精密切削工具.comにお任せください!

特殊精密切削工具.comが提供する「特殊キー溝加工工具 開発サービス」事例一覧

当社自慢の熱処理設備で、用途に合ったハイス工具をご提案!

特殊精密切削工具.comを運営する株式会社東鋼は、長年培ってきた熱処理技術を絶やさずに継承して参りました。キー溝加工に使用されるキーシーターカッターやスロッターバイトの材料にはハイスを使用することが多く、このハイスの特性を引き出すには高度な熱処理技術が必要になります。

当社ではハイスの熱処理に最適な塩浴炉で熱処理を行っています。お客様のご要望や用途に合わせた熱処理を行うことが可能で、硬度を最大限に上げて高硬度材加工向きに調整することや、靭性を持たせて耐折損性を上げるといった調整も可能です。

>>当社の熱処理設備はこちら

使用環境に合わせた工具提案

キー溝加工で使用される機械は、キーシーター、スロッター機、ブローチ盤、マシニングセンタ、NC旋盤、五軸加工機と多岐にわたります。それぞれの機械には長所と短所がある為、長所を引き出すための工具形状を提案しております。また、切削油材の種類や被削材種に合わせた工具設計が必要になります。当社では主にキーシーターで使用されるキーシーターカッター、スロッター機やマシニングセンタでの加工に使用されるスロッターバイトの設計・製造がほとんどです。これらのキー溝加工においては、刃の寸法に対してワークの仕上がり寸法が大きくなることが多く、その寸法差の程度もこれまでに培った経験、技術から計算して設計に反映させております。それにより、お客様のご要望のキー溝形状の加工を実現しております。

様々な溝形状の加工が可能!

平行キーの溝加工だけではなく、伝動部品などで見られるスプライン形状の溝を加工するための工具や、多角形状(四角、六角、八角)の貫通穴をあけるための工具など、様々な形状に合わせた工具の提案を行ってきました。

また、加工長が長いキー溝加工後のエッジ処理の手加工工数削減の為の面取付工具を提案させていただいた事例もあります。溝加工後の仕上げ処理を含めた工数削減に繋がるご提案も致しますので是非ご相談下さい。

 

在庫即納品にも対応!

当社では村田ツール製キーシーターに使用されるカッターを在庫で取り置きしております。JISの旧規格(F7公差)と新規格(Js9公差)のどちらも取り揃えております。

台の大きさはNo.1型からNo.5型まで、刃幅は5mm~50mmまで対応しております。詳しくは在庫一覧をご確認ください。

お問合せの流れ

  1. ヒアリング
  2. 提案・お打合せ
  3. お見積り
  4. お取引条件の確認
  5. 正式図面の出図
  6. 製造・検査
  7. 出荷・納品

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よくある質問

お客様からいただく質問集です。切削工具のことなら何でもお任せください!
特殊精密切削工具.comが解決いたします!

キーシーターカッターとはどのような工具ですか?

キーシーターカッターとはキー溝を加工する工具です。スロッターと比較するとキー溝の精度と真直度が安定しております。当社ではF7公差、JS9公差を標準在庫で取り押さえておりますので、お気軽にお問い合わせください。

キーシーターとスロッターの違いは何ですか?

どちらもワーク内径にキー溝を加工するための工具で、要求されたキー溝形状と同じ形状で成形されている工具で、刃の上下運動を繰り返し、複数回の切込で要求されたキー溝深さを加工します。キーシーターカッターは、ワーク内径が貫通している場合にのみ使用できます。
対してスロッターバイトは、ワーク内径が貫通していない止まり穴の場合でも使用できます。また、キーシーターカッターは専用機に取り付けるのに対して、スロッターバイトは専用機だけでなくマシニングセンタやNC旋盤にも取り付けることが出来ます。

キーシーターカッターとスロッターバイトの違いは何ですか?

キーシーターカッターとスロッターバイトの違いは、
・止まり穴を加工できるか
・加工時間
・使用方法
・使用する機械
という4点があります。

キーシーターカッターは、貫通穴のみ加工が可能です。キーシーターカッターを使用する機械は専用機が用いられ、主にキー溝・スプライン形状を加工するのに用いられます。使用方法はキーシーターカッターを専用のホルダーに取りつけ、専用機にセットします。セットしたキーシーターカッターをワークの下から入れて内面に当て、引き下ろし加工します。

スロッターバイトは貫通穴・止まり穴関係なく自由度の高い加工が可能です。スロッターバイトスロッターバイトを使用する機械は専用機、マシニングセンタや旋盤に取り付けての加工も可能です。主にキー溝・スプライン・インボリュート形状を加工するのに用いられます。使用方法はスロッターバイトと呼ばれる刃物を取り付けたラムを加工面に対し垂直方向に動かし加工を行います。

キーシーターカッターとスロッターバイトの加工時間について、キーシーターカッターの方が、剛性が高く、切り込み量を大きくできるため加工時間の短縮が可能です。

当社は、キーシーターカッターやスロッターバイトの製作実績が多数ございます。工具の種類としては、ソリッドタイプ・ロウ付けタイプなど、被削材や加工条件に応じた最適な工具をご提案させていただきます。

キーシーターとブローチの違いは何ですか?

どちらも貫通したワーク内径に加工していくための工具です。キーシーターカッターは、基本的には1~2枚の刃で要求されたキー溝幅と同じ寸法の刃を有する工具で、刃の上下運動を繰り返し、複数回の切込で要求されたキー溝深さを加工します。対してブローチ刃は、幅や高さが段階的に大きくなっていく複数の刃を持ち、最後の刃が要求されたキー溝形状になるように設定されています。また、1度の刃の上下運動で加工が完了することが特徴です。キーシーターカッターは少量生産向け、ブローチ刃は大量生産向けです。

キーシーターカッターが使用できる機械はどこのメーカーですか?

キーシーターカッターは村田機械株式会社様のキーシーターで使用できます。ただ、ご使用しているメーカー様が違う場合でも、サンプル品をご提供頂ければ、お使いのキーシーターに合わせたカッターの製作が可能です。

キーシーターカッターの使用時に、カッター側面に溶着が発生するのですが対策はありますか?

ステンレスやアルミといった延性に富んだ材料で起きやすいです。切りくずが排出されるようにニゲを強くすることや、カッターの側面が当たらないようにマージンを小さくすることで溶着を防ぐことが出来ます。

キーシーターカッターの刃先が欠損・破損するのですが対策はありますか?

ワークが高硬度材の時に起きやすいです。工具形状や工具材質の見直しを行い、ワークに合った加工条件にする必要があります。また、高硬度材用コーティングを付加することも方法の一つです。

キーシーターカッターの切幅の対応可能サイズとは?

当社では最小で3mm、最大で110mmの製作実績がございます。ソリッド品、ロー付品、スローアウェイ式など、お客様のご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

キーシーターカッターの工具寿命を伸ばしたいのですが。。。

キーシーターカッターは総型バイト同様に再研磨をして繰り返し使用することが出来ます。刃の切れ味が落ちた状態で使用を続けると、刃の摩耗は二次曲線的に加速する為、最悪の場合、再研磨出来なくなってしまいます。ですので、小まめに再研磨をすることで、結果的に長くカッターを使用することが出来ます。また、コーティングを付加することで更に寿命を延ばすことが出来ます。

キーシーターカッターの摩耗を抑えるためにはどうすればいいですか?

ワークに合った加工条件(切込、送り速度)になっているかを確認してください。キー溝加工は時により重切削となることがあり、機械へ負担も掛かります。機械が適切にストロークしなければ、その影響がカッターに現れます。また、耐摩耗用のコーティングを付加することで寿命が長くなります。

キーシーターカッターは、どれほどの刃幅公差で製作可能ですか?

コーティングが無い場合はレンジで5µm、コーティング品はコーティングの種類にもよりますがレンジでおおよそ10µmの精度で製作可能です。

キーシーターカッターは再研磨可能ですか?

はい、すくい面の再研磨が可能です。すくい角の大小は刃の切れ味と刃の耐久性に影響を及ぼします。当社では80年以上培ってきた切削工具に関するノウハウと技術力を生かして再研磨を行っております。

村田型以外のキーシーターカッターは取り揃えておりますでしょうか?

受注製作になりますが、宝機械工業様の機械に取り付くタイプやフレマーグ式、モリソン型のキーシーターカッターにも対応しております。

キーシーターカッターに使用される材種の特性・求められる条件とは?

キーシーターカッターを製作する上で靭性が求められます。当社では基本的にSKH55と粉末ハイスを使用しています。SKH55については硬度と靭性のバランスが取れており、さらに粉末ハイスでは粒子が細かく、結合度が高いため耐摩耗性に優れています。したがって、難削材のステンレスのような刃先にチッピングがかかりやすい材質で使用されます。さらに高硬度品を加工する際にはコーティングや超硬をご提案しております。

キーシーターカッターの材質は何ですか?

キーシーターカッターの材質として基本的にSKH55と粉末ハイスでございます。一般的にはSKH55を使用していますが、ステンレスのような難削材には粉末ハイスを使用します。高硬度のワークに稀に超硬を使用することもありますが、超硬は靭性がないのでハイスにコーティングをすることでかなりの領域をカバー出来ます。

キーシーター加工の用途やどのような加工品に適していますか?

キーシーター加工とは力を伝導させる歯車の内径を加工する際に使用される加工方法です。これらのキー溝を加工するのに、大量生産の場合はブローチを、単品生産の場合にはスロッターを使う傾向がございます。キーシーターは中量生産で品質が高い要求のワークに適しています。

運営会社

株式会社 東鋼
社名
株式会社 東鋼
代表者
代表取締役社長 寺島 誠人
創業
昭和12(1937)年
設立
昭和29(1954)年1月16日
資本金
62,868,500円
住所
〒113-0033 東京都文京区本郷5-27-10
TEL
03-3815-5811
FAX
03-3815-5911