加工条件や被削材にあわせて、ドリル寿命延長のご提案いたします!

特殊ドリル 開発サービス

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こんなお困りごとはありませんか?

ドリルの寿命が短くて困っています...

まずは寿命の原因を見つけるためには、工具をよく観察することです。チッピング、スクイ面摩耗、ニゲ面摩耗、マージンの損傷など、工具の損傷を観察し、要因を見つけ出します。

ドリルが折れてしまいます...。

最も多い原因は、切りくず処理が上手くいっていないことが多いです。いかに切りくずを上手に排出させるかがポイントです。

加工径がばらついてしまっています...。

ドリルで加工した際に加工径がばらついてしまう原因としては、
①求心性が低いためにドリルがブレてしまう
②ホルダー、ツーリングが痛んでいる
の2つが大きな要因としてあげられます。

ハイス製のドリルを製造してほしいです!

超硬ドリルの製造メーカーは多いですが、ハイス製のドリルにも柔軟に対応できる工具メーカーは、実は限られています。

斜面に穴加工したいです!

斜面に穴加工をする場合は、先端角が180度のフラットドリル、または専用の形状をしたドリルで加工する必要があります。単発加工であればエンドミルで座ぐってドリルが直角に当たる面を作るのも一考です。

そのようなお困りごとは、特殊精密切削工具.comにお任せください!

特殊精密切削工具.comが提供する「特殊ドリル 開発サービス」事例一覧

被削材や製品の形状に合わせた特注ドリル提案

特殊精密切削工具.comの特徴は、お客様の部品の材質に合わせて工具形状の提案をする点と、お客様の製品形状にあわせて最適な工具形状の提案をする点です。

当社では高品質なドリルを製造することが目的ですが、お客様にとってドリルは穴を開けるための手段でしかありません。そのため当社では、お客様の目的とする部品をいかに精度よくかつ効率的に製造することができるかを考え、そのための最適な特注ドリルをご提案させていただきます。

形状が少し変わっただけでも、ドリルの寿命が変化いたします。ですので、最適なドリルを設計する段階が非常に重要であり、お客様からしっかりと情報をいただくことが肝要です。

累計5万種以上の精密切削工具の開発実績

特殊精密切削工具.comを運営する株式会社東鋼は、創業84年を迎えた切削工具メーカーです。これまでに当社では、日本のものづくりを代表する自動車や、マザーマシンである工作機械、さらには安全を象徴する航空業界、さらには医療業界向けといった、様々な業界のお客様に精密切削工具をご提供してまいりました。その数は累計で5万種類以上にも及びます。

当社のお客様の多くは、「失敗できない時は東鋼に工具製造を依頼」という判断をされています。この長年積み重ねてきた実績こそが、日本の製造業を当社の精密切削工具が支えているという何よりの証拠です。

ダイレクトにお客様のニーズをつかむことができる密着型工具コンサルティング

特殊精密切削工具.comを運営する株式会社東鋼では、規模的には一般的な中小工具メーカーではありますが、現場の声を伺い工具を提供する割合が非常に高いことが大きな特徴であり、当社の付加価値の源泉であると考えています。

なぜなら、人を介してしまうとお客様の声を直接聞くことができないから。「お客様にとって世界最高の工具を作る」と謳う以上、お客様が本当に抱えている工具への悩みや課題を捉える必要があります。そのため当社は、人を介さずに、ダイレクトにお客様のニーズをつかむ営業手法や生産管理体制を整備してまいりました。

こうした結果、お客様のニーズにダイレクトにお応えして、工具製作からその先までサポートする、他社とは差別化された、付加価値の高い独自の密着型工具コンサルティングのスタイルを確立できたのです。

お問合せの流れ

  1. ヒアリング
  2. 提案・お打合せ
  3. お見積り
  4. お取引条件の確認
  5. 正式図面の出図
  6. 製造・検査
  7. 出荷・納品

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よくある質問

お客様からいただく質問集です。切削工具のことなら何でもお任せください!
特殊精密切削工具.comが解決いたします!

Φ20mmのドリルの製造はお願いできますか?

問題ございません。当社では最大で約Φ40のドリルの製造実績がございます。

ドリルが折れてしまうのですが、折損しないようなドリルの製造をお願いしたいです。

いまご使用のドリルとワークの形状、加工条件を教えていただけましたら、当社から最適なドリルをご提案させていただきます。

ドリルで加工した際にワーク仕上げ面に傷が残ってしまいます…。原因はわかりますか?

まず、傷をつけてしまう原因としては、ドリルか切屑の2つに限定されます。そのため、当社からは被削材や加工条件の確認をさせていただき、どちらが原因かを特定します。大抵の場合は切屑が問題となりますので、切屑に応じたドリルのねじれ角の設定が必要です。

ドリルで加工した際に加工径がバラついてしまいます。加工径がバラツキが発生しない高品質なドリルの製造をお願いしたいです。

ドリルで加工した際に加工径がばらついてしまう原因としては、
①求心性が低いためにドリルがブレてしまう
②ドリルの振れ精度が出ていない
の2つが大きな要因としてあげられます。当社では、求心性や振れ精度が3μm以下という高品質なドリル製造にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

ドリルとはどのような工具ですか?

ドリルとは、穴を開けるための切削工具で先端の刃の部分が回転し、縦軸方向に進みながら被削材の接触箇所を削り取ります。当社では被削材の材質や穴あけ方法、穴あけ条件によって、多種多様な形状のドリルを開発しております。

ドリルにはどのような種類がありますか?

当社では段付きドリル、バニシングドリル、サブランドドリル等、当HPの事例で紹介しているドリルに加え、お客様のご要望に合わせオーダーメイド品を製作しており、航空機用、医療用などの精度が要求されるような業界にも納品しております。

ドリルのねじれ角は強い方が切れるのでしょうか?

ドリルのねじれ角は、バイトのすくい角に相当します。ねじれ角を大きくすると、すくい角も大きくなるため切削抵抗が小さくなります。しかし、ねじれ角を大きくし過ぎると剛性の低下に繋がってしまいます。

ドリルのマージンとは何ですか?

ドリルのマージンとはランド上の二番取りをしていない円筒面部分で、先端部はドリルの直径を決定し、加工時にはガイドの役割をします。加工時にバニシング効果により加工表面の面粗さを向上させます。

ドリルの寿命を改善したいです。

まず、現在お客様が使用されているドリルの寿命の基準をお伺いいたします。寿命となる要因に対してのご提案をさせていただきます。例えば、面粗度が悪化してしまう、寸法が外れてしまう、という基準がございます。稀ではございますが、ドリルの折損を基準とされているお客様もいらっしゃいます。当社では、お客様のそれぞれのドリル寿命基準に対して、最適なドリル設計提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。

どのような材質のドリルの製造に対応していますか?

ドリルの材質として基本的には超硬とハイスがございます。超硬は硬度、耐熱温度、耐摩耗性に優れている反面、脆く欠けが起こりやすいという性質がございます。一方ハイスは靭性(ねばり)がありますが、超硬と比較すると硬度が低く、耐熱温度も550℃程度で耐摩耗性も劣ります。さらに医療用向け製品にはステンレスを使用しています。これは、腐食が起きにくいために選ばれています。

ドリルの製作納期はどのくらいですか?

当社は新規にご依頼を頂いた場合は作図日数も含めて約3週間程度頂いております。さらにお急ぎの場合には最短で1週間でも製作可能であるため、納期に関しまして一度ご相談ください。ただドリルの母材が無い場合には別途材料購入納期がかかりますので、お打ち合わせ頂けますと幸いです。

ドリルの設計における注意点を教えてください。

ドリルの設計には①切れ味と②切屑の排出③求心性を重視した設計が必要となります。
①切れ味を良くするために、被削材に応じたねじれ角・外周・溝の深さを設定することが重要です。
②切屑の排出を上げるために、ねじれ角度、すくい面、面粗度、溝幅比、ウェブ厚の設定がポイントです。
③求心性を上げるために、シンニング形状と先端角、前逃げ角が重要です。

ドリルはどのようなコーティングが出来ますか?

当社では工具に必要となるコーティングのほとんどに対応可能でございます。TiNを始めTiCN、TiAlN、DLCコーティング等をはじめとした、各種最新のコーティング膜種を被削材・加工条件に合わせ提案致します。

ドリルはどのように製造していますか?

当社では材料を選定した後に、円筒研磨で外径を決定しCNC工具研削盤で刃形加工を致します。その後にお客様のご要望に沿って、コーティングを選定・実装した後に、検査して出荷させていただいております。

ドリルを製作する上で、東鋼の強みはなんですか?

当社では被削材と加工径に応じた独自の設計標準仕様がございます。仕様内容はお客様のご要望と当社のノウハウを踏まえた厳しい品質基準となりますので、ご提供するドリルは精度の高い製品として好評をいただいております。さらに超硬のみならずハイスでの製作が可能であり、短納期での対応が可能でございます。

ハイスのドリルの製造はできますか?

はい、対応可能です。当社では塩浴熱処理炉を社内で保有していますので、使用条件に合わせてハイスの硬度や靭性をコントロールした、カスタムメイドなハイス製のドリルをご提供できます。ハイスに関しても、粉末ハイス、溶解ハイスの2種類にて対応可能です。

多段加工できるドリルの製造はできますか?

はい、対応可能です。当社では3段ドリルを中心に、多種多様な多段ドリルの製造実績がございます。特徴的な事例としては、1段目が約Φ10、2段目がΦ30という段付きドリルの製造実績もございます。

抜け穴にバリが出ないドリルがほしいです。

抜け際のバリが出るメカニズムを考え、バリを抑制するドリルを提案致します。

斜面に穴加工したいのですが、そのためのドリルは対応可能ですか?

はい、対応可能です。当社では、先端角が180度のフラットドリルの製造実績が多数ございますので、斜面への穴加工をするドリルのことならお任せください。

最小でどれくらいの径のドリルの製作に対応していますか?

当社の製作実績で最小径のドリルはφ0.5の製作実績がございます。Φ0.5以下の製造に関しましては一度ご相談ください。

現在使用しているドリルの寿命が短いので、提案してもらえますか?

当社では実際にご使用しているドリル、加工条件、被削材等をご教示頂ければ、工具寿命延長の提案が可能です。当HPにはコーティング処理やオイルホールを付与することで工具の長寿命化に成功した事例がございます。

運営会社

株式会社 東鋼
社名
株式会社 東鋼
代表者
代表取締役社長 寺島 誠人
創業
昭和12(1937)年
設立
昭和29(1954)年1月16日
資本金
62,868,500円
住所
〒113-0033 東京都文京区本郷5-27-10
TEL
03-3815-5811
FAX
03-3815-5911