多段だからといって段付きドリルとは限らない
加工径の段差が大きい段形状(例:小径φ1mm/大径φ10mm)において、ウェブ厚を小径のφ1mmに合わせると、大径のウェブ厚が足りず剛性がなくなるので、折損の原因となります。
また、小径の加工長が短い場合には、再研磨回数に限りがあり段付きドリルのメリットを生かせない為、当社ではサブランドドリルの提案も行っております。
上記に取り上げている問題に当てはまる場合には、特殊精密切削工具.comを運営する株式会社東鋼は段付きドリルの提案をしておりません。当社が提供する製品はお客様のご要望や用途に合わせて製作する付加価値の高い工具です。したがって、お客様の要望に適さない製品については別途改めて別の工具を提案することとしています。