ドリルの溝長を最適化することで不良品発生率の改善
加工面にキズのつきやすい黄銅に対して、ドリルの溝長を再設定することで不良品の発生率を50%削減した事例です。
Before
ご依頼いただいたお客様からは、黄銅を被削材とした切削加工において、加工面にキズがついてしまうとのことで、特殊精密切削工具.comにご相談いただきました。刃の設定には問題が見られませんでしたが、穴の入口付近のキズが目立っていたことから、切りくずが適切に排出されていないと考察しました。黄銅の柔らかい性質から切りくずが巻きついて発生するこのキズは加工精度の劣化を引き起こすために改善が必須です。
After
ここがポイント!
特殊精密切削工具.comでは、考えられる要因を1つ1つ丁寧に潰していき、問題解決していきます。実は当たり前の事であっても、それが出来ていないことがよくあります。今回の事例も溝長を長くすることだけで解決出来ました。そのことに気付くのも要因を丁寧に潰しているからこそを解決に繋がります。ぜひお気軽にご相談ください。