こちらは、超硬の総型エンドミルです。

産業機械向け機械要素部品メーカーのお客様より、「高硬度ステンレスを加工するためのエンドミルを製作してほしい」というご依頼を頂きました。

特殊精密切削工具.comがヒアリングを行ったところ、熱処理前の荒加工用と熱処理後の仕上げ加工用の2種類を用意したいとのことでした。そこで、荒加工用で加工時間短縮を狙ったラフィング刃付きを提案し、さらに高硬度材向けに最適なシリコン系コーティングを付加して長寿命化を狙いました。

その結果、お客様にて実施いただいたテスト加工でも問題無く、量産ラインで使用されています。

近年、SUS440Cのような高硬度材加工用の工具需要は高まっております。当サイトを運営する株式会社東鋼では、加工環境に合わせた工具材質・形状の選定からコーティング膜種選定まで、高硬度材加工用の最適な工具提案をいたします。

高硬度材加工用工具にお困りの方、ラフィアスエンドミルの製作をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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