技術コラム

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ねじれ角と被削材硬度の関係【切削工具の基礎】

ねじれ角と被削材硬度の関係

硬い被削材に対しては、ねじれ角が30°未満の弱ねじれと呼ばれるドリルを使用します。弱ねじれは、切れ味は低下しますが、刃先強度が強くなり、ドリルの剛性が向上します。

反対に、軟らかい被削材に対しては、ねじれ角が30°以上の強ねじれと呼ばれるドリルを使用します。強ねじれは、刃先強度が弱くなり、ドリルの剛性が低下しますが、切れ味は向上します。

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今回は、ねじれ角と被削材硬度の関係について解説しました。切削工具の新規開発や既存工具の改造をご検討の際は、「切削理論」と「材料特性」を熟知している特殊精密切削工具.comにご相談ください。

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