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エンドミルの第一外周逃げ角(外周二番角)の最適な角度は?

エンドミルは、どのような工具?

エンドミルとは、外周面及び端面に切れ刃を持つシャンクタイプのフライス工具で、フライス盤やマシニングセンタで使用され、ワークの上面、側面、ポケット、溝等を加工する工具です。エンドミルの形状はドリルとよく似ていますが、ドリルは軸方向に推進し穴をあけるのに対し、エンドミルは軸に直交する方向に移動しながらいろいろな形状を加工をする工具です。

>>エンドミルの基礎知識【切削工具の基礎知識シリーズ】

 

エンドミルの第一外周逃げ角(外周二番角)の最適な角度は?

エンドミルの第一外周逃げ角の設定角度は10°です。

逃げ角を大きくすると外周逃げ面摩耗幅は小さくなりますが、外径減耗量は大きくなります。反対に、逃げ角を小さくすると外周逃げ面摩耗幅は大きくなりますが、外径減耗量は小さくなります。

外径減耗量が大きくなると、寸法精度を保つことは難しくなります。また、逃げ角を大きくすると刃先強度が低下し、チッピングを起こしやすくなります。

 

エンドミルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

>>エンドミルの基礎知識【切削工具の基礎知識シリーズ】

 

エンドミルの加工時に起きるトラブルとその対策について

エンドミルにおけるトラブルは、主に下記の4つが挙げられます。

1.異常摩耗

2.加工面が荒れてしまう

3.切りくずの詰まり

4.バリの発生

詳細は下記をご覧ください。

 

>>エンドミルの加工時に起きるトラブルとその対策について

>>エンドミルに関するよくある質問はこちら

 

加工条件や被削材にあわせて、エンドミルの寿命延長のご提案いたします!
>>特殊エンドミル 開発サービス

 

切削工具に関するお困りごとは、特殊精密切削工具.comにご相談ください

今回は、エンドミルの第一外周逃げ角(外周二番角)の最適な角度について解説しました。切削工具の新規開発や既存工具の改造をご検討の際は、「切削理論」と「材料特性」を熟知している特殊精密切削工具.comにご相談ください。

当社では、創業から80年以上にわたり、お客様のご要望に合わせてオーダーメイドの工具を開発・製造してまいりました。お客様それぞれに世界一の究極の逸品の工具を作り上げることをモットーに最先端設備を揃えており、高精度な加工を実現する環境を整えてまいりました。工業界から医療業界と「人体から宇宙まで」幅広く、精度が必要な工具の納品実績が多数ございます。

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