技術コラム

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リップハイトと穴拡大代【切削工具の基礎】

リップハイトと穴拡大代

実際に加工してできた穴径とドリル径の差を拡大代といいます。

芯厚、チゼルの偏心、リップハイトに起因する 2 枚の切れ刃の不均一性が拡大代に影響を及ぼします。リップハイトの増加と拡大代の増加は比例するため、再研削をする際には注意が必要です。

リップハイトは 0.02mm 以内に設定します。

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今回は、リップハイトと穴拡大代というテーマで解説しました。切削工具の新規開発や既存工具の改造をご検討の際は、「切削理論」と「材料特性」を熟知している特殊精密切削工具.comにご相談ください。

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