技術コラム

- Column -

溝の加工精度について【切削工具の基礎】

切削工具のドリルにおける溝とは?

切削工具のドリルにおける溝とは、隣り合った切れ刃とヒールとの間に設けられた切りくずを排出するための溝のことです。溝は、切削する際にできる切りくずを外に排出する役割を持っています。

溝の加工精度について

溝を研削する際、先端の切れ刃付近の左右溝の精度は重要になります。

溝が左右対称でないと、逃げ面を高精度で研削してもリップハイトが許容範囲内に収まらなくなってしまいます。

切削工具に関するお困りごとは、特殊精密切削工具.comにご相談ください

今回は、溝の加工精度について解説しました。切削工具の新規開発や既存工具の改造をご検討の際は、「切削理論」と「材料特性」を熟知している特殊精密切削工具.comにご相談ください。

当社では、創業から80年以上にわたり、お客様のご要望に合わせてオーダーメイドの工具を開発・製造してまいりました。お客様それぞれに世界一の究極の逸品の工具を作り上げることをモットーに最先端設備を揃えており、高精度な加工を実現する環境を整えてまいりました。工業界から医療業界と「人体から宇宙まで」幅広く、精度が必要な工具の納品実績が多数ございます。

切削工具の開発・設計・製作なら、特殊精密切削工具.comまでお問い合わせください!